基礎保健トレーニング 1998年、CanDoは、ムインギ県ムイ郡の診療所への支援から保健事業を始めました。 2000年から実施した基礎保健に関する調査により、地域の保健の状況を改善するために、まず、出産適齢期の女性を対象としたトレーニングを2001年に開始しました。 出産適齢期の女性を対象にしたのは、地域の実情として家庭における家族の健康、特に子どもの健康を守る役割が主に母親に担われているためです。さらに、地域で多くの母親たちが、基礎的な保健の知識を得ることで、特権化することなく広く地域で保健に対する理解が深まり、ひいては住民が保健サービスを受ける受動的な存在ではなく自らの健康を守る主体としての意識が持たれることを目指しました。 |
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基礎保健トレーニングでは、各村から選ばれてきた5〜8名を対象として、各回20〜30人程度の参加型の研修で、3日間行ないました。 参加者が基礎的な保健の知識を修得すること、そして家庭や地域における得たことの伝達、グループを作って保健に関する状況を改善する活動を実践していくことを目指しました。ムイ郡で計300名以上の女性が修了しました(2005年2月現在)。 *2005年にグニ郡、2006年にヌー郡においても実施。 |
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質問のいろいろ その後の活動 また、これら修了者から地域における保健分野のリソースパーソンとなることを期待して、CanDoが地域で実施する保健事業に様々な形で協力を求めています。 |
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2006年2月 |