ケニアでの活動

ケニアでの活動
1998~2013年の活動
ケニアについて









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ケニアでの活動

ケニアについて

◆概要

・ケニアはアフリカ大陸の東部にあり、南東はインド洋に面しています。
 国土は、赤道をはさんでいて、面積は、58.3万平方キロメートル(日本の1.5倍)。
 人口は、3861万人(2009年ケニア統計局。2010年国勢調査による日本の人口の約3割)。

・首都ナイロビ(人口約310万人)は、降水量に恵まれた高地にあります。
 国土の8割は、乾燥地と半乾燥地が占めます。

・民族グループと言語数は多く、英語が公用語、スワヒリ語が国語です。
 住民の65%が村落部に、30%が乾燥・半乾燥地に暮らしています。

・宗教は、キリスト教、イスラム教、伝統宗教。



◆略史

1890年、英国東アフリカ会社、モンバサから条約を結びながら、西ケニアに達する
1894年、英国、ウガンダを保護領
1895年、英国東アフリカ保護領(ケニア)設立
1896年、ウガンダ鉄道の建設開始

1901年、ウガンダ鉄道がキスムまで到達し、完成
1902年、王地条例で、英王の土地と宣言(ホワイト・ハイランド)
1920年、ケニア植民地・保護領に変更
1921年、原住民登録条例

1950年代初め、土地自由軍によるマウマウ運動
1950年代後半、アフリカ人の土地の私有権確立
1960年、ロンドンの会議で、多数支配の政府樹立に合意

1963年、英国から独立
1964年、共和制に移行
1982年、一党制を法制化
1991年、複数政党制を再導入

2002年、野党のキバキが大統領に就任
2007年、総選挙で再選、その結果、選挙後暴力が発生
2008年、連立内閣が発足
2010年、国民投票で新憲法を承認
2013年、総選挙


◆教育

・幼稚園+8-4-4制(小学校8年、高校4年、大学4年)。
 小学校は6歳で入学します。

・地域社会が小学校の教室を建設し、政府は派遣した教員の給与を負担します。

・保護者、スポンサーの参加を保障した学校運営委員会があります。

・2003年から、初等教育が無償義務教育化。
 それまでは、保護者が負担していた、教科書代、学校の運営経費が小学校に交付されます。

・教育言語は、英語。ただし、小学校3年まで母語の使用が認められています。
 入学前、幼稚園でアルファベットと数字は覚えることが必要です。


◆エイズ

・ケニアのHIV陽性率は、全国平均で6.1%(2008-09 人口保健調査)。

1999年、エイズは国家災害と宣言
2000年、国家エイズ戦略計画を策定
2003年、小学校の学習指導要領の改訂で、エイズの教科主流化
2004年、行政官がコンドーム使用を積極的に推奨
2006年、公的医療機関での抗レトロウィルス薬(ARVs)の無料投薬が進展
2009年、HIV陽性検査の普遍検査化の流れ
2010年、小学校のライフスキル教育の独立科目化

2015年9月8日更新